要旨:上司、チームのリーダーとして必要な資質とは何か?強いチームの上司とは何を考え、どういう行動をしているのか。
書籍や自分で勉強したことと体験を踏まえて紹介したいと思います。
こんにちは。万年平社員のhappy斎藤です。
社会人になってからは1度も部下を持ったことはありません。
そんなヤツが何を語るんだ!?
と。思いますよね~。
ただ、今回は部下だからこその目線で、
こういった上司・リーダーが良い、
良かったという体験談も交えながら
お伝えしていきたいと思います。
ちなみに私は至って真面目な性格ですので、
有給が取りやすい上司とか
ただ口うるさくない上司とか
ゆるい上司が良いとか、
そんな話しではありませんので、
ご了承下さい。
高い実績を上げるような
強いチームを構成する上司像を見出したいと思います。
私は社会人になって1回だけ転職して、
今の会社で2社目ですが、
業界も肩書も前職から変わっていません。
上司には結構恵まれているとは思いますが、
所長や部長といった人達を見てみると、
まさになるべくしてなったという人もいますが、
そうではない人がたくさんいます。
そのような人達は決まって
武勇伝はたくさんお持ちでして、
昔業績は良かったのかもしれませんが、
それが微塵も感じられない人もたくさんいます。
まさにスポーツでよくありますが、
プレイヤーとしては賞を総なめにするような超一流でも、
引退して指導者・コーチになって
上手くいくかと言えば決してそうではない
ことが結構あるということです。
さて、本日の内容です。
<目次>
- 理想の上司(部下目線)
- 強いチームの上司はどんな人?
- まとめ
<1、理想の上司(部下目線)>
皆さんが思う理想の上司とはどんな人でしょうか。
- 部下思いで何か失敗したときは矢面に立って守ってくれる。
- 困った時に助けてくれる。責任を取ってくれる。
- 自分本位、感情任せではなく部下を育てようと思って指導してくれる。
- 部下のことをよく見てくれる。
- 頭が切れる・頭が良い。
- リーダーシップをとってくれる。
- 指示が的確。
- 仕事と私事のメリハリがはっきりしている。
- 飲み会の場では仕事の話はあまりしない。
- 部下の事を悪く言わない。
- 部下を信頼している。
具体的ではないことも多いですが、
ざっくりとこんなところでしょうか。
そして、理想としない上司は
これらそれぞれの反対の上司ですね。
皆さんの上司はどちらの項目に当てはまりますか。
上司の人達も願ってその地位に就いた人もいれば、
願ってはいなかったけれども、
プレイヤーとして
高いパフォーマンスを上げていたことから、
会社から評価されて、
今の地位にいる人もたくさんいると思います。
部下だったころから上司になる際には、
恐らく理想の上司像というものを掲げて、志高く、
回りからも期待されて上司になったと思います。
しょぼい上司はその時の気持ちを忘れてしまったのか・・・。
そういう人も少なからずいると思いますが、
多くの人は、志を胸にもったその時のアツい気持ちを
今も持ち続けているのは間違いないと思います。
ただ残念なことに、それはプレイヤーとしては
高いパフォーマンスを上げて
すばらしかったのかもしれませんが、
その時の感覚のままで、
学ぶ姿勢を忘れた人は非常に多く、
特に年配の上司にありがちです。
もはやこういう人達は自分が全てだと思っていますので、
我々部下はどうしようもありません。
どうにか我慢しましょう。
<2、強いチームの上司はどんな人?>
では、常に高いパフォーマンスを挙げ続けているチームの上司は
どういう人なのでしょうか。
私自身は冒頭に申し上げたように、
万年平社員なので、
残念ながら回答を持ち合わせておりませんが、
私のこれまでの人生の中で、
優秀で素晴らしい上司の人に色々聞いたり、
体験してきましたので、
それをお伝えしたいと思います。
これまで色々な素晴らしい上司の人に聞いてきて、
共通していることは大きく2つあります。
1つ目は
『上司になっても最前線でプレイヤーとして言動を行う』
ということです。
対得意先対応というのは基本的には
エリア担当の部下が行います。
上司は何か起こったときの
サポート的役割なのが一般的だと思います。
なので、重要な顧客のところへ時折、
表敬訪問をするくらいです。
優秀な上司は、違います。
部下が持つすべての顧客が自分自身の顧客という認識が非常に強く、
顧客に対しては、挨拶だけの表敬訪問ではなく、
しっかりと自分のところの商品を、
実際の担当者と同じかそれ以上にしっかりとPRするのです。
部下にしたら、ウザいと思われる人もいるかもしれませんが、
一緒に得意先を何とかしようという姿勢は、
部下としては嬉しくもあり、頼もしいです。
2つ目は
『部下を心底信頼している』
ということです。
ほぼ100%の上司は口では
「俺は、部下を信頼している」と言います。
しかしながら実際のところ、
信頼できていません。
もしくは数字が悪い・仕事ができないのは
その人個人の責任・能力であって、
自分自身が何を言っても解決できないと
あきらめてしまっている上司も当てはまります。
自分の役職について責任感がないです。
そういう人達は数字が悪い時は
全て部下に責任を転嫁しますし、
下手をすれば得意先のクレーム対応も
部下に任せてしまいます。
上司の存在価値は0です。
悲しいことにそういう上司もたまにいますよね・・・
私は万年部下ですが、
上司が期待をしてくれている。
自分のためにと思って
色々と指導や指示をしてくれることを感じるとき、
頑張ろうという気が起きますし、
自分自身も仕事をしていて楽しく、充実していました。
そういった上司と部下の信頼関係があってこそ、
指導や指示、助言が響きやすいのだと感じました。
以上、
『上司になっても最前線でプレイヤーとして言動を行う』
『上司を心底信頼している』
この2つを持ち合わせた上司というのは、
自然と部下が頑張り出します。
そりゃそうですよね。
自分と等しく顧客の事を考えて、行動してくれる。
上司は自分が必ずやってくれると信じてくれる。
何かあっても俺に任せろと、
心のサポートもしてくれる。
そんな上司にはついていきたいと思いますし、
その上司のために頑張ろう!
という気持ちが自然と湧いてきます。
ただ、優秀な上司が来たからと言って、
いきなりその日から変わっていくことはまずありません。
それなりに自分の考えをもって、
仕事をしてきた立派な大人ですから
多少時間はかかります。
心に響いて頑張り出すのは
最初は1人、2人かもしれません。
それが少しずつ伝染していき、
チームメンバー全体に
“頑張らないわけにはいかない雰囲気”
が芽生えてきたら、最強チームの完成です。
“上司のため”にから“チームのために”
という活気が出来てきます。
以上のことから、まさに最初に述べた、
理想な上司をぎゅっと凝縮したような人が、
強いチームの上司ということですね。
そのころには個人の実績や仕事も充実していますので、
全てが最高の状態です。
そんなチームで仕事をしたという経験は
忘れずにいたいですし、
いつか自分がそういったチームを
作りたいと思いますよね。
<3、まとめ>
- 過去の業績だけで昇格し、プレイヤーの時の感覚のままで、学ぶ姿勢がない上司はどうしようもない。
- 優秀な上司は『上司になっても最前線でプレイヤーとして言動を行う』『部下を心底信頼している』
私自身がリーダーシップを発揮して、
何か大きなことを成し遂げたという経験は、
大学生から始めた少林寺拳法の部活で、主将となり、
部員を率いて九州の大学少林寺拳法部の中で
1位を獲得したことくらいです。
全日本大会では大学別順位はないですが、
個人としては3位でしたね。
部員も多くが受賞しました。
社会人では異なると思いますが、
本当に良いチームを作り上げたと自負しております。
私が晴れて、社会人として部下を持つような立場となった時は、
最高で最強のチームを作り上げたいと思います。
既に現在部下をお持ちの方や
これから部下を持つような立場を
目指されている人にプラスになったら嬉しいです。
毎度ながら当たり前の事を当たり前の様にお伝えしておりますが、
何か1ミリでも日常の中の気付きになる事がありましたら幸いです。
本日も最後までご拝読頂きまして誠にありがとうございます。
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